まち
住むことは生きること―鳥取県西部地震と住宅再建支援 (居住福祉ブックレット)
- 作者: 片山善博
- 出版社/メーカー: 東信堂
- 発売日: 2006/10
- メディア: 単行本
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僕の研究テーマは「経済の持続可能性のある環境に関する研究」である。これを具体的にすることによって研究課題が、見えてくるのではないかと考えている。それにはどうすればよいのかをこれから進めていかなくてはならない。どのように進めるかは、研究計画を順次、構想していかなければならない。
2.テーマの課題
地域・都市での計画は何を求めているかである。文化・歴史・環境などそれに模索するものさしとしてみるのが、建築・デザインを如何にマネジメントし、持続可能性を持続させるかが求められているのではないか。そのことを学ぶために、本、論文などを参考にして課題テーマに向かって、研究する視点ではないか。
3.まちの情報とは
本当の情報か又は偽の情報かはよく見極めるのは、実際に観る、調べる、分析、評価などではないか。それが本になったり、論文・レポートになっていくのではないかと考える。それに伴う計画(プラン)構想にいくまでには紆余虚説、めざすのは人生命を受けてから終焉までの道程、その課程(プロセス)に重要なことが裏づけされるのではないか。
4.まちとは
人、もの、かたちが表現されることによってまちのかたちが観えてくるのではないか。
これらにかかわることは国土、土地、田園、都市などに住むこととは生きること。
安全で安心できる居住は、人間生存の基盤であり、健康や福祉や社会の基盤であり、基本的人権であるという趣旨の「居住福祉」にかかわる様々のテーマと視点ー理論、思想、実践、ノウハウ、その他から、レベルは高度に保ちながら、多面的、具体的にやさしく述べ、研究者、市民、学生、行政官、実務家等に期待している。単なる専門知識の開陳や研究成果の発表や実践報告、紹介等でなく、それらを前提にしながら、うえの趣旨に関して、今一番社会に向かって言わなければならないこと(注1)
5.あとがき
まちづくりかかわること、計画・提案・構想ことは非常に重要な方向、手法、技術である。
これらには規制・誘導から計画協議し、現行制度の限界をえぐり、改革の方向を目指し示す。
まちの地区の思想をまとめ、住民の関心に応えたまちづくりができる。柔軟かつ進化し続ける、まちづくりを考える必要である。
まちと言えば、主要都市35都市を採点する本が最近読もうと思い購入しました。具体的に分析されていて、解り易い内容となっている。主要都市のランキングを魅力や観光などの面からとりあげよう。札幌から那覇まで、政令指定都市や県庁所在都市など35市を対象に、「行ってみたい度」「住んでみたい度」「刺激度」「いやされ度」「ガックリ度(訪ねた際の期待はずれ度)」の指標で五段階評価している。都市の選び方や評価方法など主観的な面もあるが、著者の都市への評価や提言などと関連付けてみると、「都市の通信簿」として興味深いものがある。
注1
日本居住福祉学会:居住福祉ブックレット11「すむことは生きること」鳥取県西部地震と住宅再建支援、著者鳥取県知事片山善博(現在慶応大学教授)刊行に際してを参考引用したものである。
参考文献
著者岩中祥史(いわなか よしふみ)「日本全国 都市の通信簿ー主要都市35都市を採点する」(2007年、草思社)
- 作者: 岩中祥史
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2007/06/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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